Kanehara Hitomi

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金原ひとみは作家で、バブル景気崩壊以降世代について本を書いています。大体、金原が扇情的でショッキングな話題について書いています。それなのに、日本人がショックを受けませんでした。たぶん、1990年代から日本人はショックを受けにくくなったのでしょう。それでも、金原はバブル以降に大人びたので、バブル以降の日本人の生活や欲求や夢などの特殊な見方を持っていると思います。この世代を理解できれば、日本の未来も理解できます。

自分も金原と同じ世代なので、日本人の若者の生活のことを勉強したいです。2009年の夏に、「蛇にピアス」と「オートフィクション」に基づく、いろいろな話題を研究しました。今学期、バブル以降の世代と日本社会の関係を研究します。

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年表:金原ひとみ

  • 1983年 (昭和58年) 東京に生まれる
  • 1990年 (平成2年)  日本のバブル景気が崩壊した
  • 1995年 (平成7年)  オウム真理教の地下鉄サリン事件
  • 1996年 (平成8年)  村上龍が新たなショック仕方は必要と言った
  • 2003年 (平成15年) 「蛇にピアス」で第27回すばる文学賞を受賞。同作で第130回芥川賞を受賞
  • 2005年 (平成17年) 「蛇にピアス」が英語で刊行した
  • 2006年 (平成18年) 「オートーフィクション」という第四目の作品は日本語で刊行した
  • 2007年 (平成19年) 「オートーフィクション」が英語で刊行した
  • 外部リンク

    “People of Today: Kanehara Hitomi” インタビューの抜粋

      「結局、怖じ気づいちゃって(スプリットタンを)できなかったけれど、自分自身も含め、身体改造に興味を持つ人間の心理を分析したくて、これを書いたのかもしれません」

      小説の中で彼女はルイにこう言わせている。〈陽が差さない場所がこの世にないのなら自分自身を影にしてしまう方法はないか〉

      「ほ んの些細なことがきっかけで、もうこんな世界にいたくない、明るいものの届かない影になってしまいたいと思う時があるんです。だからといって、暗く目立た ない存在になるのは、あまりに悲しいし、そんな人間で終わりたくない。その点、身体改造で武装すれば、存在感を放つ影になれる。見た目で判断する世の中 を、“近づくな”とシャットアウトできる。もう一つ、身体改造に惹かれる人の中には、自分の身体を使って“私はこれだけできる”ってことを証明したいとい う気持ちもあるような気がします」

    “People of Today: Kanehara Hitomi” (Subaru Prize for Literature, 2003)

      Subaru interview with Kanehara Hitomi about “Snakes and Earrings”
      「蛇にピアス」についてすばる文学賞と金原ひとみのインタビュー

    “Kanehara Hitomi Special Interview” (Shueisha, 2004)

      Shueisha interview with Kanehara Hitomi about “Ash Baby”
      「アッシュベイビー」について集英社と金原ひとみのインタビュー

    Customer Reviews (Amazon.jp)

      Reader reviews of “Snakes and Earrings”
      「蛇にピアス」の読者のレビュー


    Entry contributed by Pam Kennedy

    Young Women Writers

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    女流作家青山七恵の芥川賞受賞作『ひとり日和』(2007年 )を研究しています。24歳で受賞した青山は、若い女性小説家(金原ひとみや島本理生も1983年生まれの文学賞受賞者)の流行の一人として考えられま す。作品『ひとり日和』では、若い主人公が東京に引っ越し、駅のホームのキオスクで働き、母親の知り合いである71歳の吟子の家に住んで、 生活しながら成長していきます。この本は、現在の日本の若者のフリーター生活や絶望感などをいきいきと描写しています。

    青山はまた2009年に短篇「かけら」で川端康成文学賞の最年少の受賞者となり、 この若い女性(少女)達が文学賞のイメージを変えていく現象は興味深いと思います。

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    年表:青山七恵

    • 1983年 (昭和58年) 埼玉県に生まれる
    • 2005年 (平成17年) 「窓の灯」で第42回文芸賞を受賞
    • 2007年 (平成19年) 『ひとり日和』で136回芥川賞を受賞
    • 2009年 (平成21年) 短篇「かけら」で最年少で川端康成文学賞受賞

    外部リンク

    [「女性作家の時代ようやく花開く」浦田憲治、日本経済新聞 2004年1月25日]:から

    「年齢ばかりが注目され、どこが新しいのか、わからない」。先日の綿矢りささん(19)と金原ひとみさん(20)の芥川賞最年少受賞に対し、こんな声が出ている。…

    今回の受賞作とこれらの優劣を即論じることはできないが、若い女性二人が、初めて同時受賞した意義は大きいといえる。よしもとばなな、山田詠美ら人気作家が築いてきた「女性作家の時代」がようやく花開いたのだから。この二作を芥川賞史上衝撃的な作品とみるよりも、若い女性作家のレベル向上の成果と受げ止めたい。

    “Just 20, She Captures Altered Japan in a Debut Novel” (NY Times, 3/27/04)

    Post Akutagawa Prize interview with Kanehara Hitomi
    金原ひとみの芥川賞受賞者インタビュー


    Entry contributed by Rachel DiNitto